今年度から小学校で先行実施・移行措置がスタート!!|青梅、武蔵村山、東大和の英会話・学習塾なら「学び舎オアシス」

パソコンを見てメモをする人

お知らせ・ブログ

お知らせ・ブログ

お知らせ・ブログ

お知らせ・ブログ

2018.02.17
合格実績(入試・検定試験)
今年度から小学校で先行実施・移行措置がスタート!!


週に2コマ程度です

2018年4月から小学校で、先行実施・移行措置がスタートします。
(先行実施・移行措置についてはこちら

実際に行われる授業は週に2日程度の感覚です。この数字だけ見ると少ないように見える方いるかもしれません。しかし、今まで3〜6年生で70コマだったのが、次期学習指導要領では210コマになりますから、小学校で英語にふれる時間は3倍になる計算です。これほど大きな変化はめったにありません。それだけ、今回の英語教育改革には力が入っているということです。


新教科書「We can」の内容

各ユニットのテーマは、小学生の日常生活に密接に関わっていて、相手に聞きたいことや、自分が表現したいことで構成されています。コミュニケーションの基本となる発信型の英語表現をしっかり学べることが「We can」の大きな特徴の1つです。6年生の後半では、小学校生活の思い出から中学校での行事や部活動などの話題を扱い、中学校への接続を意識したつくりになっています。

小5

UNIT1 Hello,everyone.(アルファベット・自己紹介)

UNIT2 When is your birthday?(行事・誕生日)

UNIT3 What do you have on Monday?(学校生活・教科・職業)

UNIT4 What time do you get up?(一日の生活)

UNIT5 She can run fast.He can jump high.(できること)

UNIT6 I want to go to Italy.(行ってみたい国や地域)

UNIT7 Where is the treasure?(位置と場所)

UNIT8 What would you like?(料理・値段)

UNIT9 Who is your hero?(あこがれの人)

小6

UNIT1 This is ME(自己紹介)

jUNIT2 Welcome to Japan.(日本の文化)

UNIT3 He is famous.She is great.(人物紹介)

UNIT4 I like my town.(自分たちの町・地域)

UNIT5 My Summer Vacation(夏休みの思い出)

UNIT6 What do you want to watch?(オリンピック・パラリンピック)

UNIT7 My Best Memory(小学校生活・思い出)

UNIT8 What do you want to be?(将来の夢・職業)

UNIT9 Junior High School Life(中学校生活・部活動)


中学校の英語もレベルアップされます

まず、扱う単語の数が大幅に増えます。現行では中学校3年間1200程度とされていましが、次期学習指導要領では、小学校で扱う単語を含めると2200〜2500語程度と、ほぼ倍になります。また、慣用句については、これまでは指導要領に具体的な例示がありましたが、次期指導要領では「活用頻度の高いもの」という表現に変わり、教科書によっては従来よりも増える可能性があります。さらに、これまで高校で学習していた現在完了進行形や仮定法も中学校で扱います。導入的な内容を小学校で済ませるようになる分、中学校の学習を充実させ、高校での飛躍につなげるという連携も強化されていきます。


「目標がはっきりした」ととらえては?

英語が教科となり、成績もつくようになると、「子供の負担が大きくなるのではないか」「覚えなければならないことが増えて、他教科の勉強に影響が出るのではないか」といった不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。小学校の英語で、例えば英単語について「意味を知っていればいい」というレベルで扱うのか、「スペルまでしっかり覚える」ことになるのか、まだはっきりしていません。いずれにしても以前に比べれば小学校で習得すべきことが増えることは確かです。しかし、これから子供たちが生きていくためには英語を使えることが必須なのは事実。そのために小学生の時期に何をするべきかはっきり示されたととらえることもできるでしょう。「英語、やっておいたほうがいいわよね・・・」と漠然とととらえているよりは取り組みやすくなったと言えるのではないでしょうか。


「英語嫌い」にならないことが大切です。

せっかく英語を学ぶのですから、いやいや取り組むよりは、楽しんで学べるようにしたいもの。「これからは英語が大切だから」といって無理やり詰め込み式の勉強をさせたのでは英語が嫌いになってしまいかねません。反対に、「英語で話すのが好き」というお子さんには、英語と接し、学ぶ機会を多く作ってあげることで、さらに力をつけることができるでしょう。たいせつなのはお子さんの様子を見ながら、一人ひとりにあった選択をしていくことなのです。ただ、小学校の英語は、中学校、高校での英語の学習の基礎にもなります。中学校の入学時点で子供の理解度や習熟度に差が出てしまう可能性もあります。英語の学習に対する興味を上手く引き出し、意欲を持たせると同時に、習熟度をチェックしていくことも必要になってくるでしょう。